2-14 その他の項目欄の効果的な書き方とは?②

 

ありのまま書く欄と記載に工夫が必要な欄がある

 

通信欄の工夫で見違える履歴書に変貌する

 

 

今回取り上げている履歴書フォームの「通信欄」、「通勤時間」、「扶養家族数」、「配偶者の有無」、「配偶者の扶養義務」欄について、解説していきます。

 

「通信欄」以外は特別に書く内容を工夫する必要がなく、書きやすい項目と言えます。

 

「通勤時間」欄は、最短の交通ルートで導き出した、ドア・ツー・ドアの時間を算出します。

 

遠いとどうしても、採用人事はマイナスに見がちですので、後述する「通信欄」を活用してフォローする方法もあります。

 

「扶養家族数」、「配偶者の有無」、「配偶者の扶養義務」については、事実をそのまま書きます。

 

ここは記載の工夫しようがありません。

 

なお、これらの家族構成欄については、日本独自のものであって、本来は企業が求める業務遂行力とは何ら関係がないはずです。

 

今は多様な生き方が許容されていますが、この欄の記載に基づいて、「男は所帯を持って一人前」、「40過ぎにもなって独身って?何か本人に問題でもあるのか?」と偏見にも似た視点で応募者を測る採用人事もいます。

 

欧米でこのような情報を書かせたら、プライバシー侵害の大問題に発展するでしょうが、日本には日本のルールがありますので、今はそれに従うしかありません。

 

もちろん、理由は何であれ、ブランクや虚偽は絶対にNGです。

 

さて、「通信欄」の活用方法についてです。ここは使い方が明確に定義されていないため、何を書いていいのかわからずに、ブランクで出す人も多いのですが、ここはマイナスととられてしまう点や言葉足らずの点などに対してのフォローや応募者の希望事項について、記載します。

 

たとえば、連絡方法の希望。「現在勤務中ですので、平日のお電話でのご連絡は午後7時以降にいただけると幸甚です。」といったのが典型例です。

 

前述の通勤時間についても、「貴社本社に勤務する場合、約1時間30分かかりますが、前職では2時間通勤を約5年継続していたため、通勤には支障はありません。」といった採用人事が懸念される点を先回りしてフォローをしておきます。

 

その他、学歴や職歴上にブランクがある場合のマイナス点のフォロー、「平成6年4月から平成9年10月までは、司法試験の勉強に専念しておりました。」といった記述などが効果的です。このように既定の項目では採用人事に伝え切れない内容を盛り込みます。

 

なお、このフォームは「通信欄」ですが、他のフォームでは「本人希望記入欄」を使って同じようにフォローします。