2-7個人情報欄・学歴欄の効果的な書き方とは?②
連絡欄の使い方に一工夫を、メールの記載は要注意
学歴は売りになれば最終学歴から遡って書く方法も
現住所欄の真下にある連絡先欄ですが、ここは(現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入)という注釈どおり、たとえば応募時点では都内に住所を構えているが、地方にある実家に帰省して転職活動を行う場合に、実家などを記入します。
そうでない場合は、ここはメールアドレスを書くのが常套手段。
今や企業との連絡手段はメールが主流なので、必ず履歴書のどこかにに記載する必要があります。
特にメールアドレス欄がない形式のものは、このスペースを使って、メールアドレスを記載してください。
なお、メールアドレスは、携帯電話のものは避けてください。
現職の勤務先のメールアドレスももちろんご法度。
信頼性・信用性が高いこともあって、個人で使用しているプロバイダーメールが一番記載に適していると言えますが、一時期は信頼性・信用性の問題から記載を避けた方がよかったGmailやYahoo!メールなどのフリーメールも、認知度のアップと品質向上があり、今は記載してもOKです。
なお、ここで一番注意しなければならないことはメールアカウント名。Acchan-love@xx.xxx.ne.jp、wakuwaku-dokidoki@xx.xxx.ne.jpといった、この年代にはふさわしくないようなメールアカウント名を書くと、明らかにマイナス印象。
また、wowqdsiewygfhvdwqkfhgew@xx.xxx.ne.jpといった、プロバイダーの初期設定のままの、暗号のようなメールアカウント名を書くと、今どきメールすら使いこなせない、とマイナス評価につながります。
また(今回の履歴書フォームは通信欄があるのでこれを利用しますが)、たとえば、現在在職中ですので、連絡はPCメールにお願いします、といった連絡方法をこちらから指定する場合、この欄を使う方法も一般的です。
最後に学歴欄。最終学歴だけ書くタイプのものは、必ず詳細まで掲載するようにしてください。
大学卒だったら、「立志関大学」だけではなく、「立志関大学 法学部 法律学科」もしくは「立志関大学 法学部 法律学科 労働法専攻」といったところまで、詳細に書きます。
また学歴については、地方新聞社のように、大学閥よりも高校閥がある業界もあります。
このようにローカル企業への応募で、地元の小学校・中学校・高等学校を卒業したことが「売り」につながる場合は、この「最終学歴しか書かない履歴書用紙」とは違う用紙の活用もぜひ検討してください。
