1-1 なぜ書類選考が全然通らないのか?

 

通過しないのは、中高年特有の要因があることを忘れるな!

 

要因を分析せずして、闇雲に応募するのは骨折り損のくたびれ儲け

 

中高年の転職相談の中で最も多い相談内容の一つが、応募書類を送っても送ってもなかなか選考を通過しない、ということです。

 

もちろん、この年代ですから、応募者の豊富なキャリアは一切考慮されずに、年齢のみで不採用にされるという企業側の一方的な都合によるケースがあります。

 

この場合、応募ターゲットを変更するしか方法はありませんが、その一方で転職への取り組み方や書類作成についての考え方がそもそも誤っている、という中高年側に起因するで不採用ケースも多く見受けられます。

 

たとえば、大卒以上と必須条件が書かれているのにもかかわらず、高卒で応募する場合。もう学校を卒業して十数年も経過しているし、私には学歴がなくても実力と業界経験が十二分にあるから大丈夫だろうと思っているのは、実は応募者側の勝手な思い込みに過ぎません。

 

雇用超氷河期の今、必須条件はクリアしているのが当然であって、大卒で同じ実力と業務経験を兼ね備えた応募者が、殺到している現状を忘れてはいけません。

 

寸分の狂いも許されないのが、この世代の転職活動の基本原則です。

 

このように自己本位で応募先の意図を読み取れない場合は、応募を何度繰り返しても、結果は同じになります。

 

これとは別に求人に対して、実力やスキルは充分であるにもかかわらず、書類作成能力が不足していることに敗因があるケースがあります。

 

この層は勝てる武器をちゃんと備えているわけですから、要は書類上でのPR方法だけということになります。

 

しかし、この効果的なPRが一番難しい。

 

よくあるのが、なまじキャリアが長い分だけ、ついついあれもできる、これも経験があると冗長気味にたくさんPRを書いてしまうことで、焦点がぼけてしまい一体何を伝えたいのかがわからない、というケース。

 

また手当たり次第に応募しているため、やる気や志望度合いが応募先に全く伝わらない、というケース。

 

このように、中高年特有の悪しき傾向が見受けられます。

 

高度化・複雑化した現在の採用選考においては、自己流では勝ち抜けません。1名の募集に100名を超える応募が珍しくない過当競争の中で、崖っぷちに立たされた中高年が書類選考を通過するためには、一定の勝利の方程式をきちんと身につける必要があります。

 

本サイトではこの法則を具体的かつわかりやすく説明していきます。