2-10 免許・資格欄の効果的な書き方とは?

 

免許や資格は応募先にきちんとフィットしたものを書く

 

まだ取得していないものを書くのは、リスクを伴う

 

この世代がこの欄を書く際に注意する点は2つです。

 

一つ目は取得した免許・資格が応募先の応募職種にマッチしているかどうか、です。

 

資格ホルダーの方がやりがちなミスですが、今まで取得したものをなりふり構わずに全て書いて、自己啓発力をPRしているつもりなのですが、これがかえってマイナス印象につながるケースがあります。

 

たとえば、電子部品メーカーの経理職に応募するのに、何となく若い時に自己啓発で勉強した宅建合格を書くと、「今まで不動産業界で働いたこともないようだし、この応募者はメーカーではなく不動産業界志望なのか?」と斜めに見られる可能性があります。

 

また同じ経理職応募の場合、税理士試験の科目合格を高らかに謳う人がいらっしゃいますが、税理士のような独立系資格の場合は、税理士になることがゴールであって、当社の経理職への就職は腰掛けであるとみなされる場合があり、記載に注意が必要になります。

 

(ちなみにこのような場合、私は「税理士試験は経理業務のスキルアップのための一環であって、税理士になることがゴールはなく、私の最終ゴールは、貴社のCFO(最高財務責任者)に就き、財務体質を健全化することです。」とフォローするように勧めています。)

 

このように応募職種にマッチしている資格を保有していたとしても、表現を工夫しなければならないケースがあります。

 

次に気を付けなければならない点は、取得していないのにその取り組みを表記するケース。

 

ここは年代柄、「今年9月の○○資格試験の合格目指して学習中」と書いてしまうと、次の9月の試験には必ず合格するというコミットメント(成果必達)が求められることになります。

 

応募職種に役立つ資格・免許を保有しておらず、この欄が寂しくなるからという理由で、このように書くケースが見受けられますが、その資格取得が本当に実現可能なのか、よく見極めて書かないと非常に危険です。

 

仮に応募先に採用されたとしても、もしそれが取得できなかった場合、「いい歳をしているのに、節操もなくブラフをかけて、自分を大きく見せる人だった」と、その会社での人事評価に悪影響を与えること必至です。

 

学習中の資格はとりあえず書いておけ、と指南する転職マニュアルもあまたありますが、この年代は、達成できないことは書かないこと、大風呂敷を広げた責任はずっとついてくることを自覚しておいてください。

 

だから、ここは他の項目と同じく、空白を怖がってはいけません。

 

この年代ですから、ないものはない、下手に虚勢を張って後でそこを突かれるよりはマシである、と考えを改めるようにしてください。

 

 

 

 

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