3-38 起業して働いていた人の職務経歴書はこう書け!

 

起業を果たしたのに、今なぜ雇用される道を選ぶのか?

 

ルーザーには厳しい日本社会、転職市場だからこそ、フォローが大切

 

 

 

 

ITインフラの整備に伴い、今や少資本で起業できます。

 

この世代でも、自身で起業する夢を追いそれを実現した、という人も少なくありません。

 

採用人事は、せっかく起業を果たしたのに、なぜ今、わざわざ雇われの身になるのか?という点を疑問視しています。

 

だからまずその理由説明を盛り込むことが大切です。

 

たとえば、事業がうまくいっていたのに再就職する場合。

 

「父親の借金問題があり、当座のまとまった資金が必要になりました。家族と話し合った結果、自身の会社を手放すことで資金を調達することを決断しました」といった理由であるならば、採用人事も納得でしょう。

 

その一方で圧倒的に多いのが、事業に行き詰って、再就職活動をスタートせざるを得なくなったケース。

 

アメリカと違って、ルーザー(仕事、特に起業で失敗した人)には非常に厳しいのが日本社会です。

 

転職市場では更にその厳しさは増しますから、採用人事の懸念を一つ一つ丁寧に払しょくしていくことが求められます。

 

採用人事が懸念することを挙げてみましょう。

 

まず事業をこかしてしまったことから推測される、マネジメント能力のなさ、経営計画の甘さ等といったビジネスパーソンとして失格人材ではないか、という点。

 

事業失敗で借金を追ってしまっていて、金銭トラブルを抱えている、解雇したスタッフとの労務問題を抱えている、といった今も何らかのトラブルがあるのではないか、という点。

 

業務指示・命令を出してきた側の人間は、当社では使いにくいのではないか?という点。

 

当社のノウハウや顧客情報を吸収するなどして踏み台にして、また起業するのではないか?という点.

 

などが代表的なものとして挙げられます。

 

こういった懸念を丁寧に解消していかないと、バイアスがかかった目で見られていることを絶対に忘れてはなりません。

 

ここは下記の見本のように、「特記事項」欄を利用してフォローしておきましょう。

 

なお、最後は失敗しているわけですから、「職務詳細」欄や「自己PR」欄で、声高にその末期の内容を書いてアピールするのは、かえってマイナスになります。ここはいい頃の情報か、もしくは粛々と事実を展開する方が無難と言えます。

 

 

  

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自ら起業して働いていた人の職務経歴書サンプル

40歳男性。大学院で情報工学を修得後、システム開発職を経て、現在自ら起業した会社の代表取締役に従事。

今回はオープン・Web系システム開発エンジニア(マネージャー候補)への応募。

ここがポイント!

 

①「職務要約」

・採用人事は今回の変遷を知りたいので、「時系列記述法」で書いておく方がわかりやすくなります。

・自身の特殊な経験から導いた強みをここでPRしておくのは、いいでしょう。

 

②「職務詳細」

・経験社数が2社なので、「編年式・逆年代順形式」で、定石どおり記述します。

・転職志望理由欄に、今回の事態に陥った概要説明を明するのがポイントの一つです。・事業廃止の末期を書いても売りにはなりませんので、輝かしい時期のものを実績として盛り込んでおきましょう。

 

③「貴社で活かせるスキル・経験」、④「自己PR」は、応募先企業に照準を合わせてPRします。

 

⑤「特記事項」

・ここが最大のポイントです。このように少々長くなっても構いませんから、今回の事情説明をした後に、懸念材料を先回りして潰しておきます

熱く入社意欲を語るのもいいでしょう。

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