3-45 家業で働いていた人の職務経歴書はこう書け!

 

採用人事はなぜ家業を離れるのか、を一番知りたい

 

PRを盛り過ぎない点にも注意

 

 

 

 

このケースの場合、社会の中で最も強い、家族・身内の結びつきを断ち切ってまで、転職するというその理由を、採用人事は明瞭に知っておきたいのです。

 

特にこの世代であれば、その家業を継いでいく中核人材として期待されているのでしょうから、なぜ今転職なのか?という疑問を、採用人事に対してきちんと納得させる説明が求められます。

 

だから、社長である父親ともめたので、家業はやっていられないと思って新天地を探している、社長である実兄とそもそも相性、性格が合わない云々といった骨肉の争い系の理由はNGです。

 

また、家業では自分のやりたいことができない、自分の目指すキャリアと家業の方向性が違う、といった理由だと、一番企業研究ができる立場にいて、そういったものを全て覚悟して働いているはずなのに、何もわからないで家業で働いていたのか、と採用人事を呆れさせること間違いなしです。

 

たとえば、「未曾有の建設不況の中、家業が継続できなくなったので、家族とも話し合って、社長ある父親が最後まで残り時間をかけて廃業していくことを決めた」という誰もが納得する理由であれば、堂々と書いて問題ありません。

 

この理由説明は「職務詳細」欄に「退職理由」欄を設けてその概略を述べておき、「特記事項」欄でその詳細を述べるという流れがベストと言えます。

 

そして他の項目を書く際の注意点ですが、盛り過ぎないということが大事になります。

 

家業なので、自己申告で何とでも言える世界です。

 

もちろん本当の実績であれば構いませんが、「融機関との融資交渉を全部私がやっていた」とPRしたが、実は社長ある父親に帯同しただけ、「営業本部長として大型契約をまとめあげた」とPRしたが、調印だけ出て行っただけで、全て部下が段取りしていた、「基幹業務システムの導入を決断し、業務効率を50%向上させた」とPRしたが、決断したのは社長である実兄で、自身は業者の窓口になっていただけ、という事例は枚挙に暇がありません。

 

ここは家業だからこそ、地に足の着いた記述が求められます。

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