3-13 自己PRはこう書け!②

 

複数のPRの組み合わせて、多面性を持たせる

 

職務経歴書全体のバランスを保つため、3つをMAXとして組み合わせる

 

 

自己PRを文章として書くのもいいのですが、ここも採用人事の立場に立って、読みやすさを意識してみてください。

 

文書で書く場合の見本を下記に示します。

 

●自己PR

不動産営業で目標数字を着実に達成する傍ら、不動産管理の分野でも着実に成果を出して参りました。オーナーとの関係を最重要視し、空き室を埋めるなどをして、オーナーからの絶対的な信用を勝ち取ることで、紹介による新規案件や管理業務を獲得してきました。また部下の育成指導にも熱心に取り組み、チーム全体で目標を達成するノウハウも身につけております。その中でも私が特にアピールしたいのは、クレーム対応能力、問題解決能力、並びに調整力です。不動産ビジネスでは、クレームやトラブルの対処を間違えると致命的です。私はオーナーや協力業者との協議、顧客交渉、現場指揮などの場面において、様々な立場の方の考え方や状況に配慮した粘り強い調整を心掛けてきました。それにより、皆と方向性を一つにして円滑に業務を遂行することができました。今後は、これまで不動産業界で培ってきた経験を活かし、幅広く不動産価値を向上させる仕事に取り組んでいきたいと考えております。

 

短文だったらいいのですが、上記のようではいいことを書いていても、ぎっしりと字が詰まり過ぎていて、非常に読みにくいと言えます。

 

このような場合、私がお勧めするのは、いくつかのタイトル出しをして、ポイントを明確にする方法。

 

最初にキャッチーなタイトル出しを体言止めで前面に打ち出して、その後にそのタイトルを裏付ける詳細説明を入れていきます。

 

複数ある場合は、求人情報をしっかりと読み込んで、応募先で何が求められているかを判断して、その優先順位の高い順に並べて記述します。

 

●自己PR

目標必達力

営業は数字で評価されますから、数字に対する責任は誰よりも強く持ってきました。営業職である以上、常に自分自身に目標完全必達主義を掲げ、「逃げない、ごまかさない、最後まで諦めない」という信条で、真っ向に営業に取り組み、社長賞を3度受賞するなど着実に好成績を残して参りました。

 

質問力を駆使した高いコミュニケーション力

私は一方通行にならないよう、持ち前の質問力を駆使して、相手の主訴を聴き出すように努めてきました。基礎をしっかりと固めてから、問題解決の糸口となる提案を行うように心掛けてきました。私はこのコミュニケーション力を発揮し、営業シーンで高い実績を上げて参りました。

 

組織構築力

私は組織管理を任された際は、常に部下の適材適所を念頭に置きながら、部下をシビアかつ冷静な目で評価するようにしています。その一方で、社員一人ひとりが自分の仕事、会社組織に対して自覚と責任を持つように、正式な組織体とは別にインフォーマルで責任役割を持たせるようにしてきました。これはささいな範囲の仕事でも構わず、ポジションも関係がありません。こうすることで社員それぞれに自発性、積極性が出てくることを私は経験上よく知っています。

 

上記見本を説明すると、一番最初に営業マンとして必要な営業数字の成果達成力をPRし、二番目に営業に役立つヒューマンスキルをPRしています。

 

最後には、自身の経験から導き出されたマネジメント力をPRしています。

 

こうすることによって、読みやすくなって訴求ポイントがはっきりしますし、単調にならずに、多面的な角度から応募者自身のセールスポイントを見せることができます。

 

なお、自己PRのボリュームとしては、職務経歴書全体の1/3から1/4くらいに収めるのがよいでしょう。

 

これ以上のスペースを確保すると読み辛くなるのはもちろんのこと、これでは「職務経歴書」ではなく、「自己PR書」になってしまい、書類の主旨とずれてしまうからです。

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