3-12 自己PRはこう書け!①

 

自由に書けるところだからこそ、大きく差が出る

 

必ず応募先に合ったものを書くのが鉄則

 

 

「自己PR」は、読んで字のごとく、自分のセールスポイントを書いて自身をアピールします。

ここは他の項目と違い、唯一フリーに書ける項目なので、書き方によって大きく差が出るところです。

 

中高年がこの項目を書く場合、大きく4つのパターンに分類できます。

 

まず一つ目ですが、この世代を採用する際はキャリアを重視するわけですから、自身が養ってきたキャリアやスキル・経験を素直に訴求する方法です。

 

たとえば、応募職種が営業職で、自身も営業経験が長い場合、営業に役立つものはたくさん持っているはずで、それを選択して次のようにPRします。

 

●自己PR

目標必達に対する強い執着心営業は数字が全てといっても過言ではないと思っております。私は目標数字達成に対しては人一倍こだわりがあり、今までノルマを全て達成してきた自負もあります。株式会社セールスフォース在籍時代には神奈川県下の300人の営業マンの中で年間売上高1位の実績を2年間継続して残すことができ、これらの成果が会社に認められて20代半ばで店長を任されるまでに至りました。

 

 

次に二つ目です。

 

同じことの繰り返しになってしつこくならないように、違った視点から自分の魅力を語る方法があります。

 

前述の例でいうと、個人の営業力だけを繰り返しPRするのではなく、たとえばマネジメント力をPRするといった、違う角度からPRを導き出します。

 

●自己PR

組織力を最大に高めるノウハウ

私はチームを任された際は、自ら進んで胸襟を開き部下の適性や考え方を把握するように努め、自由に発言できる職場環境作りに励みました。私は管理者として部下を締め付けるのではなくできるだけ自由にやらせて、その責任は私が全部負うことを宣言し、職場の雰囲気を変革しました。堺支店、神戸支店ともに支店長として着任時は全国最下位レベルでしたが、これらの取り組みにより、どちらも最終年には新規契約部門で全国トップレベルの成績を残せるまでになりました。

 

 

三つ目ですが、応募職種に対して冴えたる明確な売りがない場合、性格上の強みや業務遂行上のモットーや信条を語る方法があります。

 

経験がない職種にチャレンジするといったキャリアチェンジの場合は、この方法が有効です。

 

●自己PR

決断力と実行力

私は経歴で述べたように、新卒入社後約15年間勤務した法人営業のキャリアを捨てて、米国サウスノース工科大学に留学しました。これはITエンジニアになりたいという想いが強かったからに他なりません。このように決断したことはすぐに実行に移し、それを達成するまで途中で投げ出さずに地道にコツコツと取り組むことができます。

 

 

最後に四つ目です。

 

ハンディやマイナス点に先回りしてフォローする方法があります。

 

これは後述する特記事項を使う方法もありますが、自己PRを職務経歴書の最終項目として締める場合は、ここでフォローします。

 

●自己PR

高いプロ意識と継続勤務力

出産後に入社した現職に一生勤め上げるつもりでおりましたが、建設不況による経営不振のため先行きが見えなくなり、退職せざるを得なくなりました。この経験も精神力の鍛錬の一つと前向きに捉えております。なお、夫の協力もあり、現職での勤務において育児による急な欠勤等で仕事に穴を開けることは一切なかったことを付け加えさせていただきます。

 

 

なお、どのパターンであっても、応募先にきちんとマッチさせることが大原則です。

 

自己PRだからといって、好き勝手に自分の強みやアピールポイントを書くと、利己主義、わがままと見下される危険性があります。

 

またスーパーマンのごとく、求人を凌駕するような立派なものだと、その信憑性が疑われ、採用人事には全く響かない場合がありますので、細心の注意を払って記述してください。