3-17 販売職の職務経歴書はこう書け!

 

この世代は、販売数字、店舗マネジメント、人材育成の3つが鍵

 

この世代に対して、単なる「売り子」は求めてはいない

 

 

 

 

 

 

 店舗販売職も営業職と同じく、自身が売ってきた販売数字を表すことで、「販売力」を明確にPRすることができます。

 

ただし、勤務していた店舗の立地や規模、商品ラインナップ等、本人の努力だけではどうしようもない部分があるのも事実。

 

誇るべき数字があれば、それをどんどん盛り込めばいいですし、このような販売実績が乏しいのであれば、店舗を切り盛りした経験や人材育成の経験など、この世代ならばPRできることは必ずあります。

 

特にこの世代であれば、店長やマネージャー的立場から、売り場のレイアウトの創意工夫や売れ筋をつかむスキル、余剰在庫を出さない適量の仕入管理、セールの実施など、日常業務の中で店舗販売職に必要なノウハウは体得しているはずで、これらをちゃんと記述すべきです。

 

また、アルバイトや後輩社員のシフト管理や育成指導は、管理ポジションに就いていなくとも、誰もが経験するところです。

 

年齢的に見ると、1プレイヤーとしての販売員としてよりも、こういった「店舗マネジメント力」や「労務管理・育成経験」こそが、この世代は重視されていることを絶対に忘れないでください。

 

下記の職務経歴書のように、職歴欄については、「自身が扱った商品・ブランド」、「店舗名」、「ポジション」、「業務内容」「販売実績」などを端的に書て、採用人事に応募先企業での店舗で働くイメージを抱かせることが最も重要になります。

 

それを踏まえた上で、この世代に求められる「販売ノウハウ」や「店舗マネジメントスキル」、「人材育成力」については、培った経験が個々に違うために、いろいろなやり方があっていいわけですから、その自分自身の独自性やその取り組み姿勢などを、自由に表現できる「自己PR」欄を用いて語ると訴求力が高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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店舗販売職の職務経歴書サンプル

36歳男性。大学卒業後、約13年の間にファストファッションの製造・販売を手掛ける企業1社にて店舗販売業務に従事してきた。

今回は外資系老舗ブランドの製造・販売を行う企業の店舗販売職(店長候補)への応募。

ここがポイント!

 

①「職務要約」

・新卒入社以来、1社に継続勤務中なので、「年代順形式」を採用して書きます。応募者が契約社員からスタートして現在のマネージャーポジションに昇進していく様子も、時系列で追うことでわかりやすくなります。

 

②「職務詳細」

・職場が変わっても、その在籍期間(ここは外資系への応募なので西暦で)とともに、「店舗名」、「ポジション」、「業務内容」「販売実績」を書くと、非常に見やすく、わかりやすくなります。

・このように部下の人員数を明記しておくことで、その人材マネジメント力を推測することができますので、マネジメント経験がある場合は、必ずこれを記述するようにしてください。

 

③「貴社で活かせるスキル・経験」

・今回、ファストファッション企業から老舗ブランド企業への転職ということですので、同じファッション業界でもブランドの立ち位置が正反対と言えます。

そのため応募先企業では何が求められるのかを勘案して、優先順位の高いものから並べていく必要があります。

 

④「自己PR」

・それぞれに積み重ねてきた店舗販売職のスキルや経験が異なりますから(もちろん、応募先企業でも役立つであろう範疇内のものであることは最低条件ですが)、独自性を出していい領域になります。

今回は店長候補ということで、自身が積み重ねてきた「人材育成ノウハウ」を分厚めにPRするのも一手です。

 

⑤「特記事項」

・なぜ今いいポジションにいるのに、今回転職する決断に至ったのか、採用人事が気に掛ける点を先回りして述べておきます。