3-27 40代後半の職務経歴書はこう書け!

 

ハイスペックな人でも今、転職には非常に苦労する

 

採用側のリスクをどこまで減らせるか?

 

 

 

 

 

40代後半となると、企業側が求めるものにしっかりと適合していないと、まず採用してもらえません。

 

更に言うと、私のところには学歴もキャリアも含め、非常に優秀なこの年代の相談者が駆け込んで来られますが、今やハイスペックの人であっても、年齢上応募できる求人を探すのに本当に苦労されています。

 

30代なら、量稽古(実際にたくさんの企業に応募して書類選考や面接を受けること)で転職力を向上させていくことが可能ですが、40代はこれが非常に困難です。

 

特に40代後半となると、なかなかチャンスは巡ってきません。

 

選り好みせずに応募できる求人は全て受け入れるくらいの包容力、許容力を持ち、徹底的にその応募可能求人に集中して作成することが重要になります。

 

さて作成のポイントですが、この年代は年相応の業務経験以上に、かなりの確率でマネジメント経験が求められますので、この経験があれば必ずPRします。

 

これは「職務詳細」欄でそのポジションや部下の数、任務、チーム実績を書いておけば充分に伝わります。

 

また「自己PR」欄でそのマネジメントへの取り組み姿勢や考え方、想いを盛り込んでおくと、ドライで無機質な感じを与えがちな職務経歴書に、応募者の人となりをPRすることができますから効果的です。

 

下記の見本では、まさしくこのとおり書いていますので参照してください。

 

なお、組織上の管理職経験がなくても、期間限定のプロジェクトリーダーやチームリーダーといったポジションでも構いませんから、必ずマネジメントについてはPRするようにしてください。

 

またこの年代ならば、長年の職歴において、転職回数の多さ、ブランクの長さ、リストラの憂き目に遭った、といったキャリア上のハンディやマイナスがあっても何らおかしくありません。

 

更に採用人事は、この年代に対してはどんなに当社の応募条件にマッチしていたとしても、硬直した考え方、古い価値観といった思考性、腰が重さ、柔軟性がないといった行動特性、持病を抱えているといった健康上の問題などを採用時の大きな障壁として見ていて、採用に至るまでに二の足を踏んでしまいます。

 

このような場合は、「特記事項」欄を設けてその心配は不要である旨を先回りして説明し、この懸念材料を払しょくしておくことがキモです。

  

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40代後半の職務経歴書サンプル

49歳男性。ファイナンス会社で長年営業を経験し、直近の約2年は法務部に所属し会社都合で退職。

今回はノンバンク企業のセールスマネージャー候補職への応募。

ここがポイント!

 

①「職務要約」

・ここは年齢上、「一気通貫記述法」を用いてコンパクトに書きます。

このように2つの支店長時代の実績をPRすると、詳細を読んでみたくなります。

 

②「職務詳細」

・年齢的には「キャリア式」の方が適しているケースがありますが、この応募者は経験社数が1社なので、このように「編年式」を用いて書いてもOKです。

・ポジションや部下の数、実績などを適宜盛り込むと、客観的にその人の環境を把握できますので効果的です。

 

③「貴社で活かせるスキル・経験」

・部下マネジメント術と営業力に特化して書くと、訴求ポイントが明確になってわかりやすいです。

 

④「自己PR」

・自身のマネジメントスタイルを自分の言葉で語ると、人柄が表れて非常に印象に残ります。

 

⑤「特記事項」

・ブランクの長さの要因をつべこべ言い訳せずに潔く述べた後に、勤労意欲を語っておくと、採用人事もやる気を感じとってくれることでしょう。